遠隔地のお客様との間で誕生したネット校正

「校正紙を本日発送させていただきましたので、明日到着いたします」
「昨日お送りした校正紙は届きましたでしょうか。―え、まだ届いていないですか？」

約10年前までは、遠隔地のお客様との間では当たり前のようにあった印刷物の校正のやり取りでした。
納品までのスピードを求められるこの業界ですが、最短でも半日分を損していると気付いた時に導入したのが、時間短縮を実現した“ネット校正”というカタチです。
弊社のネット校正とは、印刷物を画像化し、自社のサーバにアップロードすることで、ネットワーク環境さえ整っていればお客様がいつでも校正内容を確認することができるシステムです。
これによって、校正紙をお届けする時間のロスを回避し、遠隔地のお客様との校正もスムースにおこなうことができるのです。

遠隔地のお客様との間で誕生したネット校正

ある印刷物の制作中、「あの画像ってどのフォルダに保管していたっけ？」
と多々あるスタッフの問いかけがきっかけでした。ある程度はフォルダ名で探し、目的の画像にたどり付くことができますが、数千枚の画像の中から迅速に探し出すのは至難の業です。なんと言っても校了間近では1分でも惜しい時です。
そんな状況を振り返った時に開発されたのがIMS（画像検索システム）です。
弊社のIMSは、大量の画像の中からカテゴリを絞って、目的の画像を簡単に探し出すことのできるシステムで、制作スピードをアップさせることが実現できたのです。
ネット校正に継ぎ、更なる工期短縮を達成しました。
また、IMSはお客様も画像を検索しダウンロードが可能ですので、データ共有も容易になりました。
そして、使用した画像の履歴が登録されるので、重複することも回避できます。
当システムはセキュリティ機能を搭載してるため、権限をお持ちのお客様のみがダウンロードができますので、お客様に安心して提供できます。

迅速かつ細やかな対応を常に意識し、お客様に納得いただけるものを2人3脚で創り上げていく、これが弊社のスタイルです。