| 9月例会 | - 2010/08/30
- = 9月例会のご案内 =
■ 日時 平成22年9月25日(土) 開場 午後1時45分 開演 午後2時〜4時
■ 会場 (社)大阪倶楽部 三階研修室 http://www.osaka-club.or.jp/ 〒541-0042 大阪市中央区今橋4丁目4番11号
地下鉄 御堂筋線 淀屋橋駅から西へ徒歩3分
■ 講師 吉村剛史先生 ( 産経新聞 記者 ) 1965(昭和40)年生まれ。兵庫県明石市出身。日本大学法学部政治経済学科卒。在学中に天安門事件前夜の中国・北京大学に留学。90(平成2)年、産経新聞社入社。阪神支局、東京・大阪両本社社会部を経て2001年から大阪本社夕刊フジ関西総局編集部司法・行政担当キャップ。06〜07年、社費留学生として台湾大学文学院に留学。グリコ・森永事件、赤報隊朝日新聞阪神支局襲撃事件の継続取材にはじまり、中国残留孤児問題、北朝鮮問題、中国マフィア犯罪、広域暴力団問題や、皇室報道(宮内記者会)等で活躍。主なスクープに「李登輝氏が訪日ビザ申請」「偽1万円札和D−51号の背後に香港マフィア」「池田小児童殺傷の宅間死刑囚の刑を執行」「山口組五代目組長が引退」「同六代目組長を内定」「学研地球儀から台湾『消滅』」など。共著に「命の重さ取材して」「教育再生」「地平らかに-天皇陛下と皇后美智子さまの十年」(産経新聞社)「ブランドはなぜ堕ちたか」(角川書店)など、多数。コメンテーター。日本台湾学会・台湾史研究会正会員。柔道、少林寺拳法、古流剣道鹿嶋神傳直心影流。甲南大学臨時講師。
■ 演題 『 試論・日米同盟下の日中戦略的互恵関係−浮上する台湾の重要性 』 ●講師挨拶● 戦前の富国強兵日本を懐かしむ保守・右派人士は、日米安保による軍事力に依拠し、日本の対中外交を媚中・叩頭外交と切り捨てるが、果たして的を射た見方だろうか。 一方、革新・左派人士は、過去の戦争憎悪から、大日本帝国を悪辣非道の国家だったと断ずる東京裁判史観に依拠して中国・ロシア等に感情移入し、対米批判を展開するが、そこに偏りはないか。 かつての我が国の読書人の基礎的教養書であった四書五経の「中庸」は、左右・強弱を超越した理想国家の国体を示しているが、それは二千年の治乱興亡を超え、日本皇室が今日も存続する所以にも通じ、また幕藩時代から明治国家、戦後日本に至るまで、その原型を保持して存続する京都の花街文化にも散見できる。 サミュエル・P・ハンチントンは「文明の衝突」で、日本文明を世界に類例のない、日本一国でのみ存立する孤立文明であると評したが、であるからこそ、他文明が行き詰った際の人類救済のための文明として存続させねばならぬ、という思考こそ「終戦の詔勅」の一節「而モ 尚 交戰ヲ繼續セムカ 終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ」に見られる民族的自負ではないだろうか。 いずれにせよ、日本文明の存続には、尋常ならざる手段が求められるだろうし、米国の事実上の保護国という制約付きであるならば、なお一層、その外交は複雑、高度にならざるを得ず、分かりにくさがつきまとうだろう。 今年は日韓併合から100年。来年は辛亥革命から100年。だが孫文の「大アジア主義」よりも遥か昔、江戸後期の知られざる思想家、佐藤信淵は、その著書「宇内混同秘策」において、やがて起きる明治維新や、統一日本の出現を予見するのみならず、その後の大日本帝国の版図拡張や、大東亜共栄圏構想の原型にまで展望を広げている。 と、同時に阿片戦争に直面するや、「存華挫狄論」という日清同盟構想をも打ち立てた。 現代版大東亜共栄圏ともいうべき東アジア共同体構想が浮上する今日、日中戦略的互恵関係の原型を仮に佐藤の構想に求めるとすれば、東アジアの安定における台湾の重要性にもまた新たな側面が浮上するのではないだろうか。
■ 参加費 1,500円 ドリンク付き
■ 参加者 (ネクタイなしでも結構ですが、社交場ですので服装にご注意下さい。)
■ 申し込み ホームページ http://www.set-inter.com/nittai/の、問い合わせ、イベント参加から お申し込み下さい。 定員になり次第締め切りさせていただきます。 準備の都合上、必ず申し込みをお願いします。
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